Authentification Calon Ségur

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Le domaine de Calon, ワイン

醸造庫

高精度の新ツール

ほのかな光に照らされて、次のヴィンテージをいまかいまかと待ち望む...

肩を寄せ合うかのように集められた75基のステンレスタンク。カロン・セギュール新醸造庫内の光景です。重力式の条件を満たすにあたり、建築家は上下2階に分かれた設計デッサンを描きました。上階には収穫ぶどうの搬入に使用する巨大プラットフォーム。下階には幾重にも弧を描くように多数のタンクが配置されています。

生産可能容量はそのままに、タンク総数を倍増。5ヘクトリットルから120ヘクトリットルと、タンク容量は実に様々です。マッサル選抜、パーセルおよびインターパーセルごとの醸造作業に対応可能な設備設計です。

ぶどうが美味しく実る頃、醸造庫は眠りから目を覚まします。ぶどうの房から粒をはずし、手作業で選果を行ないます。12℃に冷やしたぶどうを丁寧に足元のタンクへと詰めて、発酵前低温マセラシオン(果皮浸漬)のスタートです。

ぶどう粒を傷めないよう、ポンプや配管の使用を撤廃。カロン・セギュールのために特注で開発されたトレーサビリティ技術を導入しました。時間や場所を問わず、醸造中のぶどうの変化を常にチェックし調整可能なシステムです。

最新鋭の技術を取り入れることで、さらに素材を大切に、さらに高精度のワインづくりへと大きく前進しています。